
はじめに
いきなりですが質問です。
レフト筒香嘉智、センター松井秀喜、ライト大谷翔平を起用し、監督コンボ「鉄壁の外野陣」を狙っている。
そのために守備コーチ・安達で「守備職人」を指導しているものの、なかなか付かない……。これは単に運が悪いだけなのでしょうか?
私は、これは“運の悪さ”ではなく、ある種の必然なのではないかと考えています。
今回のテーマは、
「選手ごとに得意練習へ参加する回数に差があるのではないか」
という点です。
多くのユーザーがなんとなく感じていることだと思いますが、その差は「成長補正値」によって決まっている可能性が高いです。もしそうだとすれば、コーチ選びや選手起用の判断に大きく役立つでしょう。
また、先日投稿した記事では「教えられる特能の数が多い選手ほど熱血指導が行われやすい」という仮説を紹介しました。今回はその仮説の深掘りも行います。
得意練習と成長補正値
ケース1:マチャドにギアチェンジを付ける場合
監督コンボ『劇場』を発動するためには、抑え投手に【打たれ強さB/ギアチェンジ】が必要です。ここでマチャドに「ギアチェンジ」をコーチで指導したいとします。
候補は速球コーチのダルビッシュ有、制球コーチの武田久。
マチャドの成長補正値を確認すると――

- 速球:球速200%/ストレート方向380%(非常に高い)
- 制球:コントロール0%(全くなし)
この数値から、マチャドは制球練習より速球練習に参加する傾向が強いと考えられます。
したがって、速球コーチ・ダルビッシュ有を採用する方がギアチェンジを付けやすいと言えるでしょう。
ケース2:吉田正尚に守備職人を付ける場合
監督コンボ「鉄壁の外野陣」では、守備適性B/守備職人が必要です。ここで吉田正尚に「守備職人」を指導する場合を考えます。
候補は守備コーチの安達か、実戦コーチの田中浩康。
吉田の成長補正値は――

- 実戦:対右ミート321%/対左ミート321%/守備適性50%(全体的に高い)
- 守備:守備適性50%/捕球0%/スローイング0%(全体的に低い)
この結果、吉田は守備練習より実戦練習に参加する傾向が強いと考えられます。
つまり、田中浩康を採用する方が守備職人を付けやすいのです。
ただし「鉄壁の外野陣」ではスローイングB/捕球Bも必要なため、吉田正尚を使うと守備補正値が不足している上に、守備コーチではなく実戦コーチを採用すると、これらの項目が伸びず条件を満たせない可能性もあります。
あまりにも難しいと感じる場合は、選手や監督を変更することも視野に入れるべきでしょう。
冒頭の「筒香・松井・大谷に守備職人が付かない」という状況も、3選手の守備補正値が低いことが要因であり、守備コーチの安達ではそもそも付きにくいです。そのため、単純に“運が悪い”とは言えないのです。
実例
筆者自身、オリックス純正チーム作成時に岸田監督を使用しているため、監督コンボ「鉄壁の外野陣」を満たす必要があります。
私の外野陣は
レフト西川龍馬、センター麦谷、ライトイチローであり
さらに指名打者の杉本に「守備職人」が付けば外野に回す構成です。
イチローは守備職人持ちなので、残る3人のうち2人に付与できれば条件を満たせます。
野手コーチは、以下の3名を使用していました。
| コーチ | 得意練習 | 対応特能 |
|---|---|---|
| 小谷野 | 打撃・守備 | プルヒッター/チャンス/決勝打 |
| 村上 | ウェイト・塁間 | チャンス/内野安打/プルヒッター |
| 安達 | 守備・実戦 | 守備職人/チャンス |
しかし、うまくいかないことが多く、守備職人用のコーチを安達から田中浩康に変更。
| コーチ | 得意練習 | 対応特能 |
|---|---|---|
| 小谷野 | 打撃・守備 | プルヒッター/チャンス/決勝打 |
| 村上 | ウェイト・塁間 | チャンス/内野安打/プルヒッター |
| 田中浩 | 実戦・守備 | 守備職人/流し打ち |
この編成にしたところ上手くいくことが増えました。
考えられる要因は2つ。
-
「教えられる特能が多い選手に熱血指導が行きやすい」という仮説から、チャンス持ちコーチ3人は被りが多く相性が悪かった。
-
守備職人を付けたい西川・杉本の守備能力の補正値が低く、守備練習に来にくかった。
これらを改善できたことで、成功率が高まったと考えられます。
コンボに必要な基礎能力と得意練習の一致
コンボ達成に必要な基礎能力と、コーチの得意練習が一致しているかどうかは非常に重要です。
うまくいく例として、監督コンボ「本塁打厳禁」についてみていきます。
「本塁打厳禁」では、コントロールB/ゴロピッチャー/逃げ球が必要になります。
このコンボの必要特能ゴロピッチャー/逃げ球を同時に指導可能な制球コーチの安藤を使用した場合、制球練習での熱血発動をし、特能付与をする可能性が高いです。

その際に制球練習にいる選手は
- コントロールの成長補正値が高い可能性が高い
- 制球練習での熱血指導を受けているということは、ノリノリ選手としてその練習に参加しているため、制球の熱血練習を2倍の経験値を手に入れている
となるため、コントロールBの項目は満たしやすくなっています。
逆にうまくいかない例として、監督コンボ「記録に残る一打」についてみていきます。
「記録に残る一打」では、パワーB/満塁男/サヨナラ男が必要になります。
このコンボの必要特能満塁男/サヨナラ男を同時に指導可能な塁間コーチの松元を使用した場合、塁間練習での熱血発動をし、特能付与をする可能性が高いです。

その際に塁間練習にいる選手は
- 走力の成長補正値が高い可能性が高い
となり、走力補正値は高いがパワーの補正値の低い選手が来てしまい、パワーBの項目を満たしにくくなります。
このようなことは、変化量5以上/リリース持ちが必要な『伝家の宝刀』でリリース指導を速球コーチで狙うより変化コーチで狙う方が変化補正値が高く変化量の条件を満たしやすい選手にリリースが付くようになるなどと考えることが出来ます。
コーチ同士のバッティング
次に、コーチ同士の相性について。
たとえば「ゴロピッチャー」と「逃げ球」が必要なケースを考えます。
これを、
- 厚澤(変化A:ゴロピッチャー/緊急登板〇/打たれ強さ)
- 小山(逃げ球/緊急登板〇/球速安定〇)
の組み合わせで狙う場合
厚澤の指導でゴロピッチャーが付いた選手に小山コーチで逃げ球を付けたい。また逆も然りですよね。
しかし、両者とも緊急登板〇を持っているため、同じ特能が被ってしまいます。
単に「被るから損」というだけなら大きな問題ではありません。
しかし以前の記事で述べた「教えられる特能が多い選手に熱血指導が行きやすい」という仮説を踏まえると話は変わります。
厚澤コーチで「ゴロピッチャー」を付与すると、同時に「緊急登板〇」も付与されます。
すると、その選手はすでに小山コーチの教えられる特能の1つを所持している状態となり、結果として小山コーチでの熱血指導が発生しにくくなるのです。
このように、単なる「特能の被り」以上に、指導確率の低下というデメリットが存在します。
選手の初期特能との組み合わせ
ここでも、「教えられる特能が多い選手に熱血指導が行きやすい」という仮説を踏まえると、さまざまな考察が可能になります。
例えば高津監督のコンボでは、
- 先発投手にリリース持ちが4人
- 投手全体で球持ち/奪三振持ちが4人
が必要になります。
そして、これらの「リリース」「球持ち」「奪三振」をすべて指導可能なコーチが杉内コーチです。ここでは「高津監督+杉内コーチ」を前提に考えてみましょう。
3投手の比較
残り1枠を 山本由伸/九里亜蓮/曽谷龍平 で悩んでいると仮定します。
-
山本由伸
初期特能に「球持ち」「奪三振」を所持しており、高津監督との相性は非常に良い先発投手です。リリースを付与すれば理想的ですが、杉内コーチの指導特能(リリース/球持ち/奪三振)のうち2つをすでに持っているため、熱血指導で「リリース」を付与してもらいづらい状況になります。その意味では杉内コーチとの相性は悪いと言えるでしょう。

-
九里亜蓮
初期特能を何も持っていないため、高津監督との相性は悪い投手です。ですが、杉内コーチが指導できる3種の特能をすべて未所持であるため、熱血指導で特能付与してもらいやすく相性はむしろ非常に良いとも言えます。

-
曽谷龍平
「奪三振」のみを所持。高津監督との相性はそこそこで、杉内コーチの3種類のうち1つを所持・2つを未所持というバランスなので、指導の通りやすさも中程度。全体的に「悪くないが最適でもない」位置づけです。

条件次第で変わる最適解
極端な例ではありますが、もし他の投手で「球持ち/奪三振」持ちが3人、「リリース」持ちの先発投手が3人すでに揃っており、残りあと1人ずつ必要な状況なら――
この場合は、何も持っていない九里亜蓮が、杉内コーチで特能を付与してもらいやすく、最も条件を満たしやすい選択肢となります。
一方で山本由伸は、コーチでの特能付与は受けづらいものの、リリースさえ購入できれば問題ありません。曽谷龍平は、コーチでの付与もやや難しく、道具で補う場合も2種類必要になるため、総合的には最も扱いが難しい投手かもしれません。
このように「コンボに必要な特能を同時に指導可能なコーチ」を採用する場合、片方だけ所持している選手より、むしろ両方とも持っていない選手の方がコーチ指導を受けやすいという逆説的な状況が生まれます。
これは、例えばバント/内野安打〇が4つ必要なコンボ『バント攻勢』のために、杉村コーチ(バント/内野安打〇)を使うケースでも起こります。
「内野安打〇は持っていないが、バントBは持っているからスタメンに入れておこう」こう言った選手を1.2選手のみスタメンに入れて内野安打〇を購入して達成に近づけるなら全然ありです。
ですが、こう言った選手を3.4選手など入れる場合にはむしろ逆効果になることもあります。バントB持ちで揃えるより、両方持っていない選手を起用した方がコーチの指導で楽に揃えられることもあるのです。
まとめ
今回紹介した内容は、筆者自身のプレイ体験に基づいた仮説ベースの話です。
すべての仮説を完全に考慮して編成するのは難しいですが、
「うまく特能が付かない」
「コーチ選びで迷っている」
といった場面での参考になれば幸いです。
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