はじめに
今回は、WSスカウトを引くべきかどうかについて考察します。
「絶対に引くべき」「絶対に引かないべき」といった断定的な結論ではなく、判断材料を提供することを目的とした記事です。
WSスカウトの基本情報
- 開催期間：2025年11月4日（火）〜11月17日（月）9:59
- 登場選手：13名
- 選出基準：現役日本人メジャーリーガー
- 金固有スキル：全員「世界に羽ばたく者」所持
「世界に羽ばたく者」の特徴
-
共通コンボ「ワールドスター」が発動可能（1選手につきFP+500、最大9人でFP+4500）
-
成長補正値が通常の固有スキルより高い
┗ 打者：対右ミート／パワー／走力がそれぞれ最大+50%ずつ
┗ 投手：球速／変化球／コントロールがそれぞれ最大+50%ずつ
通常の固有スキルよりも補正値の上昇が強力なため、戦力値の底上げも期待できます。
WS選手の評価（6段階：C〜SS）
※戦力値だけでなく、成長補正値・ポジションでの使いやすさ・監督コンボの達成のしやすさ等も含めて評価。
本記事では、選手評価を【C〜SSの6段階】で掲載しています。
ランクは戦力値・特殊能力・成長補正・起用のしやすさなどを総合的に判断しています。以下の表を参考にしてください。
| ランク | 評価基準の目安 |
|---|---|
| SS | 歴代最強クラス／他球団であっても基本的に外せない |
| S | 目玉選手／他球団であっても入れることが多い |
| A | 高評価／他球団であっても入れることあり |
| B | 標準／他球団だとあまり入れないものの自球団であれば強い |
| C | やや物足りない／他球団ではまず入れないが自球団では基本的に採用 |
《菅野智之》 Sランク
- 初期評価値…圧倒的に高い
- 特殊能力…数は多く、内容もかなり優秀。
- 成長補正値…スライダー方向・フォーク方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも採用したい。
- 備考…メジャー移籍後、初登場。
- 初期能力値・球種・成長補正値・特殊能力と全て強いため、SSランクの評価になる可能性もアリ。
《今永昇太》 Aランク
- 初期評価値…やや高い
- 特殊能力…数は多く、内容も優秀
- 成長補正値…変化球の伸びはフォーク方向のみであるため、変化Ｂコーチを採用したい。
- 前回との比較…前回から、球速50%・ストレート方向45%・コントロール50%・フォーク方向95%上昇。
《前田健太》 Bランク
- 初期評価値…普通
- 特殊能力…数はそこそこで、内容は優秀。
- 成長補正値…スライダー方向・フォーク方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも採用したい。
- 前回との比較…前回から、球速50%・ストレート方向51%・コントロール20%・スライダー方向111%・フォーク方向25%上昇。
《鈴木誠也》 Aランク
- 初期評価値…やや高い
- 特殊能力…数はそこそこで、内容は優秀。ただしチャンスＦやバントＦなどランクの低い特殊能力は気になる。
- 成長補正値…打撃メインの万能型であり伸びやすい補正値。
- 前回との比較…前回から、対右ミート75%・対左ミート25%・パワー75%・守備適性15%・走力65%・捕球15%・スローイング15%・肩力15%上昇。
《小笠原慎之介》 Ｂランク
- 初期評価値…普通
- 特殊能力…数は少ないが、内容は優秀
- 成長補正値…カーブ方向・シンカー方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも採用したい。球種は少ないものの、成長補正値と第２球種がかみ合っているので伸びやすい。
- 備考…メジャー移籍後、初登場。
《千賀滉大》 Sランク
- 初期評価値…高い
- 特殊能力…数はそこそこで、内容は優秀。
- 成長補正値…スライダー方向・カーブ方向・フォーク方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも採用したい。ストレート方向の補正値が0％になってしまっているのは気になるところ。
- 前回との比較…前回から、球速50%・コントロール80%・スライダー方向111%・カーブ方向25%・フォーク方向61%上昇。ストレート方向60%下降。
《投手・大谷翔平》 Sランク
- 初期評価値…非常に高い
- 特殊能力…数はそこそこで、内容は優秀。
- 成長補正値…スライダー方向・フォーク方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも採用したい。
- 前回との比較…前回から、球速20%・ストレート方向60%・コントロール50%・スライダー方向86%・フォーク方向36%上昇。
- 備考…もちろん弱くはないものの日本代表版と比べると見劣りする。
《ダルビッシュ有》 Sランク
- 初期評価値…高い
- 特殊能力…数も多く、内容も優秀。
- 成長補正値…変化球の伸びはスライダー方向とカーブ方向のみであるため、変化Aコーチを採用したい。
- 前回との比較…前回から、球速50%・コントロール50%・スライダー方向111%・カーブ方向71%上昇。ストレート方向9%下降。
- 備考…もちろん弱くはないもののダルビッシュ祭版と比べると見劣りする。
《野手・大谷翔平》 Aランク
- 初期評価値…非常に高い
- 特殊能力…数が多く、内容も優秀。
- 成長補正値…打撃メインの成長補正値。ミートパワーSを目指しやすい補正値。
- 前回との比較…前回から、対右ミート50%・対左ミート30%・パワー110%・走力50%上昇。
- 備考…もちろん弱くはないものの日本代表版と比べると見劣りする。
《松井裕樹》 Aランク
- 初期評価値…普通
- 特殊能力…数はそこそこで、内容は優秀。ランク系の特殊能力はEランクが多いのが気になるところ。
- 成長補正値…カーブ方向・フォーク方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも入れないと伸びにくい。
- 前回との比較…前回から、球速50%・コントロール50%・カーブ方向36%・フォーク方向158%上昇。ストレート方向30%下降。
- 備考…2025シーズン2での抑えのSランク選手は初であるため、抑えに困っている方には欲しい選手。
- 備考…もちろん弱くはないものの日本代表版と比べると見劣りする。
《山本由伸》 SSランク
- 初期評価値…圧倒的に高い
- 特殊能力…数は非常に多く、内容は優秀。
- 成長補正値…カーブ方向・フォーク方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも採用したい。
- 前回との比較…前回から、球速50%・コントロール80%・カーブ方向121%・フォーク方向71%上昇。ストレート方向40%下降。
《吉田正尚》 Aランク
- 初期評価値…高い
- 特殊能力…数は多く、内容も優秀
- 成長補正値…打撃メインの成長補正値。
- 前回との比較…前回から、対右ミート90%・対左ミート40%・パワー80%・走力30%上昇。
《菊池雄星》 Bランク
- 初期評価値…普通
- 特殊能力…数は少ないが、内容は優秀。
- 成長補正値…スライダー方向・シンカー方向と変化球の伸びが別れてしまっているので変化A.Bコーチどちらも採用したい。
- 前回との比較…前回から、球速20%・ストレート方向60%・コントロール50%・スライダー方向86%・シンカー方向36%上昇。
WSスカウトの仕様
今回のWSスカウトは、以下の仕様です。
- 3・6・9回目にWS選手Sランク確定
- 10回目以降：Sランク出現時はWS選手確定
- 登場限定選手数：13名
※歴代限定スカウトの仕様については、こちらの記事をご参照ください
初めて限定スカウトを引く方へ
「普段はスカウトをあまり引かない」という方は要注意です。
90連まで引いても、確定分以外で限定選手が出ないことは珍しくありません。
1枚出ればラッキーというくらいの感覚で臨みましょう。
また、目当ての選手を当てられる確率も低くなっています。期待しすぎずに引きましょう。
筆者のガチャ結果
山本由伸・菅野智之・千賀滉大・ダルビッシュ有・投手大谷翔平・吉田正尚狙いで、30連しました。
結果は以下の通り：
- WS選手：1枚（確定分1枚）
- 内訳：野手・大谷翔平
目当ての選手は引けていないため、追加でスカウトを引くかどうかを悩み中です。
結論
今回の目玉選手は、山本由伸・菅野智之・千賀滉大・ダルビッシュ有・投手大谷翔平と、先発投手陣が非常に充実したスカウトとなっています。
そのため、「先発陣を強化したい方」にはおすすめできる一方で、すでに先発が揃っている方にとっては、戦力アップにつながりにくい内容です。
また、日本代表スカウトやダルビッシュ祭など、過去半年以内に登場した選手も含まれており、大谷翔平・吉田正尚・ダルビッシュ有といった選手は過去実装版の方が強力なケースもあります。
そのため、これらの選手をすでに所持しているユーザーにとっても、強化要素はやや薄めです。
このように、今回のスカウトは「手持ち選手次第で評価が大きく分かれる」内容といえます。
さらに今回から、シーズン2で初めて金固有スキルを搭載した選手が登場しました。
これにより成長補正値が上昇し、FPも+500されているため、他球団の選手であっても採用しやすくなっています。
ただし、前回の限定スカウト（OBスカウト）では全体的に高評価の選手が多かったのに対し、今回は評価のバラつきが目立つ点には注意が必要です。
今後も『myBALLPARK』に関する攻略情報を発信していきます。
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※本記事内の一部画像は、KONAMIの運営する パワプロ・プロスピ公式Xより引用しています。著作権はKONAMIに帰属します。
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