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【myBALLPARK考察】FPと戦力値の関係を徹底解説|編成の判断基準とは?

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はじめに

今回は、X(旧Twitter)でいただいたリクエストをもとに、以下のテーマについて考察していきます。

  • FPと戦力値の関係について

公式からの明確な情報は公開されておらず、現時点では私自身も「はっきりとはわからない」というのが正直なところです。

そのため本記事は、あくまで私自身の所感や経験にもとづいた考察としてご覧いただければと思います。


FPと戦力値だけで勝敗は決まらない

まず理解しておきたいのは、このゲームではチームのFPや戦力値だけで試合結果が決まるわけではないという点です。
選手個々の能力や特殊能力などが影響するため、数値上で上回っていても必ず勝てるとは限りません。

実例として、以下のような結果もありました。

FP:126,250・戦力:13,870 の私のチームが、
FP:64,540・戦力:8,351 のチームにリーグ戦で敗北。

FP差:61,710、戦力差:5,519。個々の能力でも上回っていたと思いますが、結果は敗北でした。

このように、大きな差があっても勝てないことがある点は、常に念頭に置いておきましょう。

とはいえ、FPと戦力値はチームの強さを測るうえでの有力な目安です。本記事では、その仕組みを解説していきます。


FPとは

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FP(フィーチャーパワー)は試合中の選手に影響し、チームFPが高い方が試合を有利に進められます

FPは以下の3つ要素から構成されています。

  • 選手ごとのFP
  • 共通コンボによる加算
  • 監督コンボによる加算

これらすべてを合算したものが、チーム全体のFPとなります。


選手ごとのFP

通常選手のFPは以下の通りです(S〜Dランク)。

ランク FP(2025) FP(2024)
S 2500 1500
A 1350 1250
B 1100 1000
C 750 750
D 500 500

選手の限界突破(凸)を進めることで、FPをさらに上昇させることが可能です。

  • 1凸ごとに+100FP
  • 最大5凸で+500FP

※限界突破の詳細はこちらの記事で解説しています。

www.myballpark-blog.com


共通コンボによるFP加算

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共通コンボは主に以下3つに分けることが出来ます。

  • 自球団所属
  • 選手の属性
  • 固有スキル関係

■ 自球団所属

コンボ名 最大FP 1人あたり 条件
○○魂 2,900 100 自球団選手を編成
○○野手陣 1,600 100 自球団野手を編成
○○投手陣 1,300 100 自球団投手を編成
超・○○魂 14,500 500 2025自球団選手を編成

■ 選手の属性

コンボ名 最大FP 1人あたり 条件
侍魂 2,500 100 日本名選手を編成
助っ人陣 400 100 外国名登録選手を編成
若手陣 1,000 100 25歳以下の選手を編成
いぶし銀 300 100 35歳以上の選手を編成
ルーキー陣 300 100 プロ1年目の選手を編成(外国名登録選手を除く)

■ 固有スキル

固有スキルを所持(レベルはあげておく必要あり)していることでも、FPボーナスがあります。

通常固有スキルを所持(※レベル上げが必要)していると+100FPの加算があります。
基本的に各コンボにつきレベルMAXの選手1人分のみがカウントされます(一部例外あり)。つまり、同じ固有スキルが複数人いた場合はFP的には無駄になります。

※通常固有スキルについての表は量が多いため今回は割愛。

また、通常限定スキルとは別に限定固有スキルがあり、それらにもFPボーナスがあります。

現在登場している限定固有スキルは以下の3種類

  • 侍の覚悟…日本代表スカウト第1.2弾で登場した30選手のみが保有
  • ゴールデンルーキー…ニュースタースカウトで登場した12選手のみが保有。金固有スキル。
  • ビックチャレンジャー…ダルビッシュ祭スカウトで登場した12選手のみが保有。金固有スキル。

この3つについてみていきます。

コンボ名 最大FP 1人あたり 条件
誇り高き侍 300 100 「侍の覚悟」保有選手を編成
期待の新星 3,600 600 「ゴールデンルーキー」保有選手を編成
挑戦の旗手 3,600 400 「ビックチャレンジャー」保有選手を編成

誇り高き侍は+100FPとあまり効果が大きくないですが、期待の新星挑戦の旗手については、FPボーナスが大きく意識するべきものです。


監督コンボによるFP加算

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監督コンボは、各コンボに合わせたコンボ条件を達成することでFPがアップする要素です。

コンボ条件は能力や特殊能力の有無によるもので、シーズン開始前から達成しているものもあります。

シーズン中に能力を伸ばしたり達成数を増やしていくことも出来るため、このコンボを達成することを目標にシーズンを回していくことになります、

また、すべての監督コンボを達成(=フルコン)することで、最大値のFPが加算されます。

  • Sランク監督でのフルコン達成時:+29,000FP
  • ランクや年度によってコンボ数が異なるため、得られるFPも変動します

そのため、基本的には2025のSランク監督でのフルコンを目指すのが最適解となります。

※フルコンすることによっての特別なFPボーナスなどはありません。


戦力値とは

戦力値は選手個々の能力・特殊能力などに応じて設定されている数値です。チームを強化する際には、この戦力値を高めていくことが重要になります。

ただし、チーム全体の戦力値は単純に全選手の数値を足したものではありません。

スタメン野手・先発投手・セットアッパー・抑えの数値は重要視され、控え野手・中継ぎ投手の数値はあまり重要視されません。

チーム全体の戦力値は以下の式で計算されます:

スタメン野手9人の戦力合計  
+(ベンチ野手7人の戦力合計 ÷ 2)  
+ 先発・セットアッパー・抑え8人の戦力合計  
+(中継ぎ投手5人の戦力合計 ÷ 2)  
チーム全体の戦力値

 

そのため、チームの戦力値を意識する際には、スタメン野手・先発投手・セットアッパー・抑えの育成を意識するとよいです。


FPと戦力値のバランスについて

ここまでを踏まえ、「FPと戦力値のどちらを優先すべきか?」という冒頭の問いに戻ります。

結論から言うと、明確な正解は存在しないと考えています。

ただし、私の現時点でのスタンスは以下の通りです。

  • 初期チームは「FPを最大限引き出せる構成」で作成
  • そこに必要な選手を数名のみ追加(例:コンボ要員・他球団の強力選手など)

この数名というのが0人の方もいれば、10人近く入れてる方など加減についてはリーグ9の上位勢でも様々です。

このときの目安としては大体、

戦力100=FP600

という基準で判断しています。

例:
戦力が100下がってもFPが+600されるなら、FPを優先。

ただし、この比率についての考え方は時期によって変動しています。

時期 戦力100あたりのFP換算基準
2024年 FP1400
2025開幕時 FP900
現在(7月下旬) FP600

この変動の背景には、リーグ戦でのFPの重要度が時期によって異なると考えられるためです。
公式な情報はないものの、同様の実感を持つプレイヤーも多い印象です。


FP比較表

限定固有スキルを所持していることで、通常固有スキル枠が1つ減っていることなどは考慮していないため、大まかな目安表と考えてください。

また、NS選手はドラフト1位のルーキーであるため、確実にルーキー陣が発動対象、若手陣もほぼ全員が発動対象なので、この表より100から200程度高く見積もってもよさそうです。

※NS=ニュースター、DF=ダルビッシュ祭。

■ 自球団S

区分 選手FP 自球団FP 限定固有スキルFP 合計FP
2025自球団S5凸 3000 700 0 3700
└(NS) 3000 700 600 4300
└(DF) 3000 700 400 4100
2024自球団S5凸 2000 200 300 2200


■ 自球団A

区分 選手FP  自球団FP 限定固有スキルFP 合計FP
2025自球団A5凸 1850 700 800 3350
└(NS) 1850 700 600 3150
└(DF) 1850 700 400 2950


■ 他球団S

区分 選手FP 自球団FP  限定固有スキルFP  合計FP
2025他球団S5凸 3000 0 0 3000
└(NS) 3000

0

600 3600
└(DF) 3000 0 400 3400
2024他球団S5凸 2000 0 0 2000


■ 他球団A

区分 選手FP 自球団FP 限定固有スキルFP   合計FP
2025他球団A5凸 1850 0 0 1850
└(NS) 1850 0 600 2450
└(DF) 1850 0 400 2250

これらの表を見比べてみると、2025自球団のNSの選手はA5凸であっても、2025他球団S5凸よりもFPが高いことが分かります。

自球団ボーナスや金固有スキルの影響が非常に大きいことが、こうした数値からも見て取れます。


実際の編成例(筆者の場合)

私が現在使用しているチーム編成は以下のようになっています:

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落合・城島・西川については、自球団S選手の数が足りないため採用していますが、いずれは外す予定です。


戦力重視で入れるべき候補

戦力重視で組むならば、

24TS金子千尋、24S侍山本由伸、24侍投手大谷翔平、24S侍ダルビッシュ

25OB松井秀喜、25OB佐々木主浩、24OBイチロー、24侍村上宗隆、24侍吉田正尚、24侍山田哲人

など戦力値が高くなる選手を所持しているため入れた方が良いです。

特に山本・金子・吉田・イチローは自球団(オリックス)所属であり、限定スカウトで狙って獲得した選手でもあるため、チームに組み込みたい気持ちは強いです。

しかし、これらの選手を入れると下がるFPに対して、それだけの戦力値のリターンが無ければいけません。「戦力100=FP600」の基準を踏まえると以下のようにリターンが見合わないと思い、使わなくなっていきました。

  • 松井秀喜(2025他球団S):FPが700下がる。入れても戦力+120上乗せにはならない。
  • 投手大谷翔平(2024他球団S):FPが1700下がる。入れても戦力+280上乗せにはならない。
  • イチロー・山本由伸(2024自球団S):FPが1500下がる。戦力値250上乗せにはならない。

フルコン達成のための選手入れ替えに潜む落とし穴

フルコン達成を目指すにあたっては、戦力値やFPが多少下がってもコンボ達成が容易になる選手を組み込むことを私は推奨しています。

www.myballpark-blog.com

ただし、その下がり幅が大きすぎる場合は要注意です。

実例:侍山田哲人の起用と除外

2025年開幕当初は、自球団Sランク選手の所持数が少なく、比較対象が自球団Aランク5凸選手だったため、山田の方が優れていると判断して起用していました。
このときのFP差はおよそ450。さらに、山田自身の戦力値が高かったことから、戦力値で100以上のリターンが見込めると考えていました。

しかし、時間が経つにつれ、自球団Sランクの5凸選手が増加。比較対象がAランクからSランクに変わったことで、FP差は約1600にまで拡大しました。
この段階で、「山田を起用することで本当に戦力値280以上のリターンが得られるのか?」と疑問を感じ、編成から外す決断をしました。

さらに、FP差が1600もある場合、次のようにも考えられます。
コンボ「5ツールセカンド」単体でのFP上昇量は1500。つまり、山田を入れてコンボを発動させたとしても、総FPではマイナスになってしまうケースがあるのです。
そのため、「5ツールセカンド」をあえて捨ててでも、FPの高い自球団Sランク選手を優先した方が、チーム全体としては効率が良くなります。

このように、状況の変化に応じて柔軟に編成を見直すことが重要です。


おわりに

FPと戦力値のバランスは非常に難しく、どちらが大事かと言われると、どちらも大事です。

ですが、私はFP重視で選手編成をすることが多く、まずはFPを最大化する構成を軸にしつつ、自分が入れたい選手・必要なコンボ要員を慎重に見極めて加えることが重要だと私は考えています。

また、戦力値はあとから育成次第で上げられる分、初期チームはFP重視で編成する方が強いチームが作りやすい印象です。

ぜひ、ご自身のプレイスタイルに合ったバランスを模索してみてください。


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※本記事内の一部画像は、KONAMIの運営する パワプロ・プロスピ公式Xより引用しています。著作権KONAMIに帰属します。


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